資料集(Z)

、寸山静江先生の教室の第一回目の発表会の
プログラムです、実際のプログラムには、何年の記載はないのですが、
日付と曜日と20年代ということを踏まえて調べると、昭和24年と
特定できます。

 太平洋戦争敗戦直後にすでにこのような音楽活動が、再開されていたことに
まず、驚きます。自分自身の生まれる前のことであり、
自分の記憶の一番古いものを取り出してもこのような活動があったとは信じられない気分です。
その当時、自分の生活していた昭和30年代の世田谷を考えてもそんな雰囲気は
なかったと思うのでなおさらです。

 クラシックギター界においての大変なエネルギーとバイタリティーを
感じさせるものがあります。
戦後このような形において女性の活躍が始まったのかなと思います

プログラムの大きさは、小さくて横9センチ、縦12センチほどなのでかなり小さくできています、
紙の質もいわゆるわら半紙という感じのものを使ってたようです、
わら半紙というのも今や60歳以上の人しか知らないのではないかと思われます。
表面がザラザラしていてかなり粗悪な感じを受けます。


























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