資料集([)
1951年に開催された亀山女史によるギターリサイタルのプログラムです。
1951年は、昭和26年ということになります。
このころになると紙の質は若干良くなっていますが、
それでも少しましなわら半紙の部類に入ると思います、
印刷の状況もかなり良くなっており、文字も明快になっています。
この頃は、演奏開始時間も平日の6:00前後と、
現在よりも1時間ほど早く始められています、
ビジネスの状況が現在とかなり違っていたことが分かります。
ポンセのソナタクラシカなど大曲が演奏されています。
タンスマンの曲がマズルカのみとなっているところが面白いですね。
まだ「カバティーナ組曲」は作曲されていなかったということです。
中出坂蔵氏のギターが使われたと記録されてます。
曲目解説もなかなか読みがいのある文章ですね。
クオリティの高いプログラムになってると思います。
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