映画鑑賞記
「紀元前一万年」鑑賞記
「紀元前一万年」を109シネマズ港北で鑑賞した。
監督は「インディペンデンス・デイ」、「GODZILLA」、
「デイ・アフター・トゥモロー」などで有名なローランド・エメリッヒだ。
内容的にはタイトルから受ける歴史モノというより、
ナルニヤ国物語やロード・オブザ・リングのようなファンタジー映画に近い。
主人公は山奥の集落で暮らすハンター・デレー。
不思議な運命を持つエバレットと恋に落ち、結ばれようとしていた。
しかし集落が謎の部族(高い文明を持っている)に襲撃され、エバレットは連れ去られてしまう。
仲間と共に彼女を追ったデレーは、恐鳥やサーベルタイガー、他の部族と遭遇しながらも、
なんとかエバレットの待つ、ピラミッドがそびえる地へとたどり着くのだ。
紀元前1万年というと今から1万2千年前ということになるが、
その頃というとクロマニョン人の時代で、まだ石器時代だ。
しかし映画のなかでは紀元前7000年頃の農耕民族が一緒に登場したり、
またあるはずの無いピラミッドが建設されていたり
(そこではなんとマンモスが荷物運びさせられていた)、
かなりハチャメチャなのだ。
こうなってくると歴史などどうでも良い。
CGを駆使したマンモスやサーベルタイガーのリアルな動きや、
壮大な戦闘シーンを「どうぞお楽しみあれ」という感じ。
この新緑の5月、子供連れで見に行くにはちょうどいいかも。
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