映画鑑賞記




                               



               
まぼろしの邪馬台国鑑賞記  






 まぼろしの邪馬台国」を、

南町田にある109シネマズグランベリーモールで鑑賞した。

これは11月1日に封切りしたばかりの映画だ。


例によって予備知識無しで見てしまったが、

久しぶりに良い映画だった。

主役の宮崎康平(竹中直人)と、

妻、和子(吉永小百合)の本当にうるわしい夫婦愛が、

邪馬台国とともに描かれており、とても胸を打たれた。

また自由奔放な康平の生き方が面白かった。



 
いつもならあらすじを書くところであるが今回は省略する。

毎回、あらすじは鑑賞記しか読まない人のために書いているが、

あまりにも素直な映画なのであらすじを書くとつまらなくなるから・・・。

前回は「P.S.アイ・ラヴ・ユー」鑑賞記を書いた。

同じ夫婦愛を描いた作品だったが、

正直に言ってとても違和感があった。

でも、今回の映画を見て、

やはり自分は日本人であることを再確認した。

邪馬台国がどこにあったかはどうでもいい。

和子の献身的な夫への愛、

そして幼い子供達の悲しげな目と母親の心。

それだけで心が一杯になってしまう。



 それにしても吉永小百合の演技力はすばらしい。

テレビで見ることはあったが、

映画館で見たのは初めてかもしれない。

63歳ではあるが顔のつやが若々しく本当に美人だ。

今あれだけの女優は見当たらない(と思う)。

自分はこれまでサユリストではないけど、

これからはなるかもしれない。






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