映画鑑賞記
                                     
                              番外編◇

                                    

                               



                    
落語鑑賞記  






 2月26日(木)に五反田ゆうぽうとホールにて、

春風亭小朝の独演会を聞いてきた。

独演会といっても他に2人の若手落語家が

出演しており、大盛況だった。

 

演目は以下のとおり。

瀧川鯉斗(こいと) 「転失気」

春風亭小朝  牡丹灯篭より「お札はがし」

林家木久蔵  「やかんなめ」

春風亭小朝  「愛宕山」



 一人目は殆ど内容を覚えていない。

落語より南京玉簾をやっていたのが印象的だった。

小朝の「お札はがし」は落語ではなく講談だ。

こういうネタもやるんだと思った。

 木久蔵は木久翁の息子。

これは結構おもしろかった。

前振りにやった木久蔵ラーメンの話は親譲りネタ。

東京駅と羽田空港では結構売れているらしい。

親子で「まずい」と認めているが、

実際食べた人によると普通のラーメンのようだ(あたりまえだよね)。



 最後の「愛宕山」は傑作ネタ。

これは内容よりも小朝の実力によるものだろう。

情景がリアルにイメージできた。

泰葉に金髪豚野郎などと悪口されていたが、

そんなことはおくびにも出さず、

王道で勝負しているところはさすが。



 最近は漫才(最近はコント?)ほどではないが、

落語がブームになっているらしい。

落語はあまりテレビで見ることは無いが、生は実に面白い。

漫才はテレビでも笑えるが、

落語は生でないと面白さが伝わらない気がする。

その意味ではクラシックギターもやっぱり生。

CDで聞く、つぎはぎで全くミスの無い演奏よりも、

多少難点があっても息遣いの聞こえるような生演奏がいいと思う。

もっともDVDはつぎはぎとはいかないので(恐らく)、生の

臨場感が多少味わえるけどね。

あっ、でも小朝の時は2階席でかなり遠かった、

(20メートルくらい距離があったかも)ので、DVD程度だった。

残念!!





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