映画鑑賞記
                           
                             

                                   
                               



                 
「ノウィング」鑑賞記  






 町田のグランベリーモールで映画「ノウイング」を鑑賞した。

ノウイングとは、英語ではKnowinのことで、

「予知」とでも訳すのだろうか。

予備意識は殆どなかったので、

途中まではオカルト系かと思っていたけど

実際は、VFXを使ったディザスター映画だった。

それも最後はUFOみたいなのが出てきて、えらく飛躍したストーリーで

終わった。

現代版ノアの方舟とでも言おうか。


 話は50年前にさかのぼる。

ある小学生で、記念のタイムカプセルを校庭に埋める際、

児童が書いた手紙を入れておくのだが、

ある女の子の手紙は、数字だらけ。

でもこれが、その50年間に起こる大惨事をすべて予言するものだった。

9.11テロなども日付や死者数などがそのまま、数字で書いてあるのだ。

なぜ、そんな女の子が数字を書いたかというと、

誰かの囁く声が聞こえてきたからだ。


 50年後にカプセルを開け、

子供たち見せる時がやってきて、

ある父子家庭の男の子にその手紙が渡される。

それを家に持ち帰るのだが、

宇宙物理学者の父は、子供に、「なぜ持ち帰ったのか」と咎める。

それを取り上げ、テーブルに置いていたのだが、

飲んでいた酒をこぼしてしまう。

しまったと思い、覗き込むとそれは数字だらけの手紙。

不審に思って暗号解読をするのだが、

なんと、これまで起こった惨事に関する数字と

ピッタリ一致するのだ。


 そこからが、すごい展開になる。

まだ起こっていない3つの大惨事に次々と遭遇。

目の前で大型旅客機が地面に突っ込むシーンはド迫力。

火だるまの旅客が次々と飛行機から出てくる。

助けようと思っても助けられない。


 そのうち、自分の子供にも囁く声が。

もしや自分の息子が事故にまきこまれるのでは、

と心配になり、

予言をした女の子の家を突き止め訪れる。

しかし、その子はすでに亡くなっており

娘と、その孫が残っていた。


 なんとその孫にも囁く声が。

女の子が老婆となって、死ぬまで一人で住んでいた廃墟に行くと、

ベッドの裏に暗号が。

解読すると、地球滅亡の予言だった。

なんと太陽の大フレアが発生し、

地球上のすべてを焼き尽くしてしまうという。

どこに逃げても助からない。

人類は大パニックに。

そして、予想外の顛末。


 映像はすごかった。

ストーリーも途中までは良かった。

ただ、結末がちょっと....。

これ以上はネタばらしやめとこう。

えっ、もう十分ばれたって?

これは失敬。





                            
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