映画鑑賞記
「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」鑑賞記
日本映画はストーリーが分かりやすいものが多いので、
内容はあえて書かない。
サラリーマンも50歳くらいになると、ラストチャンスの夢にかけたい
という男性(女性も?)は多いのではないか。
サラリーマンにとって50歳というのはひとつの曲がり角だ。
幹部社員として伸びていけるか、
泣かず飛ばずで終わるのか。
その答えがはっきりわかる年齢といえる。
もっとも、年功序列・終身雇用が終わった今では、
その見極めはさらに早くなっている。
ましてやこの不況では、いったん職を失うと生きていくのも大変だ。
「担当のままでいいから」と言っても、
会社に残れるかどうかもわからない。
映画では、将来、役員も保障されていた男が、
子供の頃から夢だった電車の運転士になると決断し、
見事それを実現する。
無謀といえば無謀だが、
役員になれる実力があったからこそ実現したと言える。
自分は幹部なんてなれないけど、
特段の夢も無いのでそんなに大胆なことはできない。
それでもチャレンジ精神だけは失いたくないと思っている。
年をとっても常に新しいことに挑戦していたいものだ。
どうせたいしたことは出来ないんだから結果を気にせず、
開き直って生きていけばいい。