映画鑑賞記
「パイレーツ・オブ・カリビアン/
ワールド・エンド」観賞記
「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」を、
地下鉄センター北の109シネマズ港北で観賞した。
2作目に続いての鑑賞だったが、例によって爆睡してしまったので、
冒頭のほうは良くわからない。
途中から目が覚めたが、
世界の果てに囚われになっている、
ジャック・スパロウが救出(?)されるところからだった。
なぜか砂漠に大きな帆船が乗り上げておりジャックもそこにいた。
にっちもさっちもいかないところに、
石ころの形をした大量のカニが現れて船を海に戻してくれるのだ。
突拍子も無い展開だった。
そんな映画だからあまりストーリーを知らなくても十分楽しめる。
むしろ展開が速すぎてついて行けない感じ。
吹き替え版ならいいけど字幕スーパーの場合は読むのも面倒だしね。
映像が楽しめればそれでいいと思った。
その迫力感は一体どうやって撮影しているのかなと思うほどだ。
またユーモラスなシーンも盛りだくさんで、
館内に盛んに笑い声が響く。
そんな激しい展開の中、海賊ながらも父子の愛情のようなものが描かれていて、
ふと、我が家のことが思い浮かんだ。
それというのも我が家では、
2人の大学生(2人とも4年生)がいて就職活動の真っ最中だったからだ。
鑑賞していた時期はまだどこも決まっておらず、
家の中ではピリピリした雰囲気が続いていた。
映画鑑賞の翌日、長男が25社目にしてようやく内定をもらうことができた。
約3ヶ月間の就職闘争だった。
20社を受けても決まらなかった頃は本人も精神的に相当参っており、
悲痛な表情で泣きついてきたときもあった。
こちらも放っておけず、あるときは国際電話をかけて友人に依頼したこともあった。
また息子にとっては祖母にあたるが義理の母が危篤の状態にあったとき、
「どうしても就職を決めて喜ばしてあげたい」
と、息子が泣きながら語っていたことも記憶に新しい(映画鑑賞の当日)。
その翌日に内定が出て、
その知らせを伝えた翌々日に義母は息を引き取った。
まるで待っていてくれていたかのように。
その後、家族4人で鳥取の実家に駆けつけたのは言うまでも無い。
奥さんは一足先に新幹線で、あとの3人は車で移動した。
車は渋滞なしで10時間かかる。
幸い全く渋滞もなくスムーズな道中だった。
ただ1泊3日の強行軍で大変だったけどね。
義母は苦しんだ様子も無く安らかな顔をしていた。
ちなみに次男は公務員志望でまだ就職は決まっていない。
試験の結果が7月にでるようだ。
ともかく早く決まったほしいものだ。
話が飛んでしまったが大変な渦中での鑑賞だったので両方の話題を書いてみた。
この作品も今回で終結。
まだ見ていない1作目を含めてもう一度見てみたいと思った。
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