映画鑑賞記
                           
                             

                                   
                               




                     「はやぶさ」鑑賞記



 ロードショーの初日に映画「はやぶさ」を観賞した。

 
7年におよぶ旅を終え、ぼろぼろになった「はやぶさ」が、

火の玉となって夜空を飛ぶシーンは感動的だった。

 
 本作はVFXという技術を使い、実際には見えていないが、

はやぶさがイトカワに着陸するシーンや、

宇宙空間を飛ぶシーンをリアルに描いている。

アメリカ映画に負けないレベルだった。

 
 とにかく欧米ものと違い、

日本映画はストーリーがわかりやすい

(専門用語は分かりにくかったが)。

また、竹内結子演じる架空の主人公・水沢恵がさらに映画の魅力を増していた。

 
 水沢は、子供のころに亡くなった兄の夢

(新しい星を発見し妹の名前を付けてやる)を受け継いで、

この宇宙の仕事に就くのだが、

カメラチームリーダーの坂上健一(高嶋政弘)から、

その中途半端な気持ちを厳しく指摘される。

「おまえはなんで宇宙やってんだ。自分のためか、兄貴のためか」と。

しかしその時は明確に答えることが出来なかった。

 
 その後、博士号を取ろうと論文を提出するのだが結果は不合格。

意気消沈した水沢は、仕事をやめようと兄の墓がある福岡に帰る。

そこで待っていたのは母親の「戻れ」という厳しい叱責だった。

 
 ある時、坂上は、自身が正職員でないため、

契約を打ち切られプロジェクトから離れることになる。

そして最後の日に水沢にこう告げるのだ。

「科学の世界では最後の結果を見ることなくその世界を去っていく人が多い中、

研究すること自体がだいご味であり、

そう思えなければ科学者は務まらない」と。

 
 水沢は、はやぶさの感動的なシーンを見て真の目的を見出し、

やがて博士号を取得する。

博士となった水沢が、ある大学の講演で学生たちに、

プロジェクトの研究成果を発表した時に語る言葉は印象的だった。

 
 それは「宇宙と人類とは別のものではなく一体のものである」ということだ。

この話を聞いた時、仏法と全く一致していると感じた。

 
 釈尊が悟りを開いたとき、すでにこのことを悟っていたが、

今、科学技術が進歩する中で

仏法の教えを一つ一つ証明していっているのだ。

仏法は決しておとぎ話ではない。

 
 本作は、最後まで決してあきらめてはいけないということ、

そして、あきらめなければ必ず夢は実現できるということを伝えてくれている。

 
 ギターもあきらめないで続けていきたいものだ




  
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