映画鑑賞記
                           
                             

                                   
                               



                   「麒麟の翼」鑑賞記




 麒麟といえば、ビール、漫才師、動物、力士・・・、

といろいろあるが、

映画に出てくるのは東京日本橋に建てられた青銅像。


 
麒麟とは、龍の頭、牛の尾、馬の蹄を持ち、

全体的には鹿の形をした中国の伝説上の動物。

毛は黄色で、頭には角が一本生えている。


 おまけに日本橋の麒麟にはペガサスのような翼もある。

日本橋は日本の道路の起点ということで、

ここから全国各地へ飛んでいけるという意味もあるようだ。


 
本作は、この麒麟の像が起点になっている。

日本橋の麒麟の像の下で人が死ぬ。

腹にはナイフが突き刺さっていた。

殺されたのはカネセキ金属の製造本部長(中井貴一)。

まじめで実直な人物だ。

しかしそれが裏目に。

殺したのは・・・、これはさすがに書けない。


 
原作は東野圭吾の「刑事・加賀恭一郎」シリーズの一つだ。

東野自ら最高傑作と認めている。

キャストもなかなか豪勢だ。

阿部寛、新垣結衣、黒木メイサ、劇団ひとり、山崎努、田中麗奈、

そして向井理・・・・。

「向井理?」

「あれ、どこで出てきたっけ??」。

シーンが全く浮かばない。

それもそのはず。

後日わかったが、

一瞬映ったポスターに顔だけ出ていたのだ。

これも立派な出演(?)らしい。


 
ミステリー物はテレビでも映画でもほとんど見ないのだが、

本作はなかなか楽しめた。

ただ一つ残念なことが。

当日は疲れていたせいで途中
2030分ほど寝てしまったのだ。

物事を楽しむには元気が必要だと、あらためて感じた。




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