映画鑑賞記
劇場版「SPEC~天~」鑑賞記
本作は、2010年10月8日から2010年12月17日まで、
TBSの「金曜ドラマ」枠で放送された、
戸田恵梨香・加瀬亮ダブル主演のテレビドラマ、
「SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿~」の劇場版だ。
ちなみにSPECというのは特殊能力のこと。
警視庁公安部に設置された未詳事件特別対策係の刑事たちが、
SEPECホルダーと戦うのだ。
テレビ含め、SPECを観賞したのは初めて。
戸田恵梨香は、可愛らしい顔には似つかないヤンキーな刑事役だ。
役柄としては京都大物理学科卒業で、IQが201という超エリート。
加瀬亮は、いろんなドラマ、CM、映画に出ているので、
見たことあるはずなのだが全く記憶に無い。
丸刈りで、面長のため、「タカアンドトシ(漫才師)」のトシかと思ってしまった。
特殊能力を持つ人間(?)をSPECホルダーというのだが、
その一人である伊藤 淳史(本人役で出演している)は、
腕や指をとがった鋼鉄のような棒に変えたり、化け物に変えたり、変幻自在なのだ。
これって、ワンピースに出てくる「~の実」を食べた海賊みたい・・・。
マダム陽&陰(マダムヤン&イン)は、浅野ゆう子が演じるのだが、
マダム陽になった時は、
敵を火炎放射を浴びせて殺し、
マダム陰になった時は相手を凍らせた上、
ミイラのように干からびさせるのだ。
「フリーズドドライ」というやつか
しかし、アイドル・浅野ゆう子も、今やりっぱな「おばさん」だ(52才位か)。
当初、刑事ものというので、
シリアスなイメージを持って映画館に行ったのだが、
見事に裏切られた感じ。
どちらかというとコミック漫画の実写版という感じで、
おじさんにはちょっときつかった。
途中で帰りたくなったが、
お金払ったのでもったいないと思い、結局最後まで見てしまった。
まあ、特撮はだけは楽しめた。
SPEC ホルダーの一人である、
一 十一(にのまえ じゅういち)は、時を止めることができる。
正確に言うと、それ程早く動くけるということらしい。
早すぎて周りの者は気が付かないのだ。
映画では、周りの人やモノが静止するが、
その中をニノマエだけが動き、話す。
また、任意のものを同じ状態に引き込むことも出来る。
そんなシーンをCGで見事に表現するのだ。
自分にも何かSPECがほしいねえ。
どんな曲も即座に覚えて演奏できる能力とか・・・。