映画鑑賞記
「北のカナリアたち」鑑賞記
映画「北のカナリアたち」を観賞した。
久々に感動する作品だった。
最後のシーンに泣かされた。
原作は、湊かなえの連作ミステリー「往復書簡」の第二話「二十年後の宿題」。
吉永小百合出演映画としては116本目というが、すごい数だ。
彼女の映画はハズレが無い(と思う)。
この観賞記シリーズにも書いたが、
吉永小百合の映画を劇場で見たのは、
「幻の邪馬台国」、「おとうと」に続き3作目。
いずれも良い作品だが、
感動という点ではこの作品が一番ではないだろうか。
ストーリはここでは触れないが、
興味ある方は是非ご覧になって頂きたい。
ロケ地は冬の北海道(稚内、豊富、利尻島、礼文島)、
ということで、
撮影が大変だったようだ。
ともかく映像が美しい。
それとバイオリンの重々しい響きが作品の厚みを増している。
11月を迎え、いよいよ寒い季節が到来したが、
北のカナリアたちの熱い友情が、
どんな寒さも吹き飛ばしてくれるだろう。
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