映画鑑賞記
「探偵はBARにいるⅡ」鑑賞記
「探偵はBARにいる2」を町田グランベリーモール109シネマズで鑑賞した。
「ルパン3世」と「相棒」と「臨場」を一緒にしたような映画だった。
タイトルがチャラい感じがあったので前作は見なかったが、
以外と面白かった。
探偵(大泉洋)と相棒兼運転手・高田(松田龍平)の掛け合いが良い。
探偵は、大抵BAR「ケラー・バー」にいる。
携帯を持たないので、
依頼人はこのBARに行くしかないのだ。
高田は北大農学部のグータラ助手で空手の師範大でもある。
やたら強くて、バットで頭を殴られても、
いきなり飛び起きてけりを入れる。
おまけに車がやたらボロイ。
北海道の大地をエンストすれすれの車が走りまわる。
舞台は札幌・ススキノ。
仲良しのオカマ・マサコ(ゴリ)ちゃんが殺された。
一向に進まない警察の捜査に世間の関心も薄れる中、
探偵は高田を呼び出し調査へと繰り出すが、
オカマBARの仲間たちの対応はなぜかぎこちない。
それもそのはず、
事件の背後にはカリスマ政治家・橡脇孝一郎(渡部篤郎)と、
政界&裏社会の思惑が渦巻いていたのだ。
そんな中、探偵のもとに、
人気ヴァイオリニスト・河島弓子(尾野真千子)が現れる。
大切なファンだったマサコちゃんのために、
犯人を自力で捕まえると息巻く弓子に対し、
自分の“依頼人”となり大人しくするよう説得する探偵だったが、
弓子のトンデモない性格に振り回され、
3つの集団から追われるハメに…。
オカマBARでの探偵、高田と集団との戦いはなかなか良かった。
大泉洋の体は筋肉質で、
その動きはアクションスターさながらだった。
どんでん返しもあり、ストーリーは面白かったが、
探偵がスキーのジャンプ台でつるされていた時、
急にロープがはずれて
ジャンプ選手のようにジャンプするシーンは、
いかにもCGで作った感があり、
やりすぎかなと思った。