映画鑑賞記



                            


           
チック・コリア」ソロコンサート観賞記






 9月21日(金)に、

チック・コリア」のソロコンサートを昭和音楽大学、

「テアトロジーリオショウワ」で鑑賞した。


ライブハウス以外のジャズコンサートは久しぶりだ。

遠いところではMJQ(モダン・ジャズ・カルテット)、

ヘレン・メリル、グレンミラー・オーケストラ、山下洋輔などに行ったことがある。

もう20年以上前か。

ジャズって結構睡魔を催すことが多いけど

、今回も出だしは危なかった。

なにしろ聞いたことのある曲がひとつも無かったのと、

ピアノ一台での演奏ということもあったので、

音量が小さかったことから少々記憶が飛んでしまう瞬間があった。



  チックコリアは名前だけは知っていたけど、

曲はあまり聞いたことが無い。

マイルス・デービスと競演してから有名になったようだ。

ちなみに、マイルス・デービスは良くきいていた。

1941年生まれで4歳からピアノを始めた。

どちらかというフュージョンのキーボード奏者というのが中心的スタイルだが、

ジャンルにとらわれない幅広い演奏活動、作曲活動を行っており、

実際はエンターティナーといったほうが正しいようだ。

今回のコンサートも型破りというか、

ズタ袋をさげて登場したかと思うと、

笑いを誘うトーク(もちろん英語)で観客の心を掴んだあと、

軽やかな演奏をスタート。

ピアノの譜面台がはずしてあり、

途中、弦をはじくような奏法も披露していた。

ギターでいうとハーモニックスにあたるのだろうか。

初めて聞いた。曲は「RushLife」、

「Myone
and only love」、「Blue monk」、

[5preludes]、「Spain」などで、

2時間休み無しの演奏だった。

楽譜を逆さに置いたり、

ペラペラめくりながら適当に選曲する振り(?)をしてみたり、

曲間でベースを弾く振りをしてみたりとユーモアもたっぷり。

アンコールでは観客を巻き込んで一緒に歌うなど、

(音大のホールだったので教師が生徒に教えるようにやっていた)、

楽しいひと時だった。






                     
映画「HERO」観賞記





 
9月23日(日)に109シネマズ港北で映画「HERO」を鑑賞した。

HEROは2001年にフジテレビ系で放送された、

木村拓哉主演の大ヒットドラマの映画版。

テレビで見たこと無かったので「どんなものかなあ」という程度だったけど、

意外と楽しめた(おじさんでも)。

トレンディ系というイメージが強かったけど、

木村拓哉や松たか子が人気なのがよくわかったよ。

それと中井貴一や松本幸四郎の演技がストーリに重みを増している。

 夜9時過ぎに劇場から帰ってきたけど、

ちょうどテレビでHEROをやっていたのでついでに見た。

今回の映画の前作にあたる。おかげでストーリがよくわかったよ。

裁判ものといえば弁護士が通例であるが検事が主役はめずらしい。

被害者の味方という視点は大切だと感じた。





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