コーヒーを飲みながら
=秋のギターソロコンサート=
金氏を招いてのギターソロコンサートが近づいてきましたね。
このコンサートももう20年からの歴史があります。
よく続てるって感じがしますが、
金氏のギターを聴かせる力というのが大きいと思う。
しかし、なんといっても一番の大きなことは、
素晴らしいギターの演奏家の演奏を目の前で聴けることだろう。
演奏会場で聞くのももちろんいいことではあるが、
クラシックギターというのはそもそも音量が少ないので、
後ろの席になってしまうと、
なかなかギター本来の音が届きにくいというのがある。
持論ではあるが、そもそもクラシックギターというのは、
大きなホールで聴いて真価が発揮されるというのは、
難しいと考えている。
やはり演奏家の息遣いを感じながら聴く、距離間というのは、
演奏を聴くということにおいて大事なことだと思う。
ギターを練習していて自分の演奏以外興味がないというのは、
ちょっと寂しいことではある。
ギターを弾く感性というのは磨いてなければ衰える一方で、
なんら生み出すものはなくなると思う。
話を聞いていると生での演奏を聴いたことが一度もないという人もいる。
なんでギターを演奏してるのかよく分からない人もいるんですね。
それが悪いとか良いとか問題でもないですが、
やはり人間というのは実際に触れて、
感性を増やしていくというのは結構大事だと思う。
感性の厚みというのは大事なことで、
会話の幅を広げていくんですね。
やはり実際にいい演奏に触れていかないと、
何も分からないということになりかねない・・・。
金氏の演奏というのは、
とにかくギターの音の魅力を最大限発揮している演奏だと思う。
一年に一回のこの重要なコンサートを聴いてみて、
少なくとも衰えていく感性の厚みを増やしてほしいと思う。
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