コーヒーを飲みながら
=ギターを買い替える=
最近それまでのギターから、
新しいギターへ買い替えた方がいるのですが、
いろんなギターを試し弾きする中で、
ついにこれという楽器と出会えて購入。
もちろん買い替えたわけですから、
それなりに高額ではあったのですが、
ジャストフィットという感じでしたね。
ラッキーなことに小さなホールで弾くこともできて、
まさにこれしかないという感じでした。
これまで何人かの方が楽器を買い替えているわけですが、
面白いといってはなんなんですが、
その楽器で弾いている雰囲気が、
その方の個性によく合っていると感じるんですね。
そうそう個性からずれることはないって感じです。
ギターの音には高額な楽器ほど、
製作家の個性が強く出るのですが、
製作家の感性の個性と、
演奏する方の感性の個性が一致すると、
なかなかの演奏になりますね。
よく聞かれるのが「なんで楽器を買い替えるのですか?」
という質問・・・。
もちろん買い替えなければいけないなどということはないのですが、
演奏レベルが上がってくると、
より自分の感性の世界観というのが、
明確になってくるというのがあると思います。
楽器を演奏するというのは、
自分の持っている感性の発露の場であるわけですから、
より自分の感性が発揮される楽器を弾きたいというのは、
しごく当然のことなんですね。
楽器が変われば、
当然その楽器に張る弦の選定にも気を配るようになります。
それによって自分の感性も磨かれていくわけですね。
短い人生、自分の感性を探求していくというのは、
得難い楽しみかもしれないです。
感性というのはそれぞれ千差万別なので、
それを聴いていくのも楽しみなわけです。
楽器演奏というのは目で見る具体的なものではないので、
その人の持つ感性の広がりを肌で感じるというのは、
結構貴重な体験かな・・・。
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