コーヒーを飲みながら
          
    
        

      =ギターソロコンサート=

 10月5日に秋のギターソロコンサートが開催されました。

若干夏の暑さの名残は残ってましたが、

芸術の秋にふさわしい演奏でしたね。

 ところでギターの魅力というのがどこにあるのか、

ちょこっと考えてみると、

意外に気にしてなかったりするんですよね。

あの曲が良いとかなんとかという話はよく出ますが、

ギターの音の話というのは全く出ませんよね。

ギターの最も大きな魅力の一つには、

単音の美しさというのがあると思うのです。

特に一弦のハイポジションには、

ギター独特の美しさがありますよね。

二弦、三弦、そして低音弦にも、

それぞれしっかりした個性のある音色があります。

弾く場所によって個性の違う音色が出てきます。

今回のソロコンサートのゲストギタリストの金氏には、

このギターの持つ音色の魅力が、

十分に発揮された演奏でした。

氏の音色はギターの持つ各弦の魅力をよく吟味されて、

演奏に反映されてるんですね。

長いことゲストギタリストとして演奏を、

聴かせていただいてるのですが、

初期のころの演奏と変わらず、

その音色は現在でも発揮されてます。

ギターの持つ音色の魅力を氏の演奏では堪能できますね。

一弦から六弦までギターの持つ音色を個で楽しむということは、

非常に人間の感性には重要なことだと思います。

曲を弾くことだけではなく、

ギターの持つ音の魅力に耳を傾けても、

いいのではないかと思いますね。


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