コーヒーを飲みながら
          
    
        

       =練習会について=

 11月23日に恒例の練習会が開催されました。

練習会というネーミング通り、

普段のレッスンンとは違った雰囲気の中で、

今現在の練習の立ち位置を確認してみようということです。

 一人で練習している状態というのは、

実際どのくらい自分が弾けてるのか、

判断するのは難しいですよ。

この練習会と銘打っているのは、

まさに練習会ということで、

普段とは違う環境の中で弾いてみて、

どのくらい今現在弾けているのか、

なかなか一人の練習している中では判断できないところを、

具体化しようということです。

またどうも腑に落ちないところを実際緊張する中で、

どう弾けてるのかを確認する意味もありますよね。

そういう意味では今回は実に練習会の本質を、

現した会になったなと思いました。

ただ気をつけないといけないのは、

弾き直しが結構多かった気がしたんですね。

人間、時間を進めて、

あっ!と思うと引き返したくなるんですね。

出だし、指がうまく回らないと慌ててしまうんです。

しかし、弾き直しというのは、

進むべき時間をもとに逆回転させるもので、

聞こうと思って待っている人間にとっては、

かなり気分をそがれるんですね。

結果、あまり印象としては残らないんですよね。

人間、滑り出した時間を戻されるというのは、

そこで気分的に冷めてしまうというのか、

聴こうとする緊張感が一瞬にして覚めてしまうんですね。

結果、時間を戻したという印象だけが、

クローズアップされてしまんですよね。

出だしのちょっとした不具合は無視して、

流れを止めることなく弾き続けた方が結果はいいと思います。

そういう意味でも出だしの練習は、

重要な意味を持ってるんですよね。

出だしの指の運びというのはしっかり練習しておきましょう。


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